2020年05月30日
思い出の本Part 7
今日ご紹介する本は…
有吉佐和子作
「ふるあめりかに袖はぬらさじ」
江戸末期。
文久から慶応時代にかけてとっても繁盛していた遊郭。
横浜岩亀楼の話。
とってもお世話になってる先生から頂いた大切な本。
そして…
去年自分が出演した作品としても、すごく思い入れがある本。
横浜公園には当時の岩亀楼の石灯籠がある。
今から約150年くらい前の石灯籠って何か感慨深いものがあるな…。
当時の人達が見て、触っていた石灯籠か…。
なんだか当時の絵が浮かんでくる。
あ、行くなら夜の方が風情が伝わるかも….。
ちょっと怖いけど…。
2020年05月28日
思い出の本Part 6
今日ご紹介する本は…。
井上ひさし
「父と暮らせば」
広島原爆投下後の父と娘の二人芝居。
めちゃくちゃ面白いし、字もやや大きくて老眼にも読みやすいけど…。
読んでるとだんだん切なくなるな…。
でも
生きるとは何かみたいな事を父と娘を通して教えてくれる。
舞台ではそこら中で色んな団体がやってるな…。
映画は
宮崎りえさんと原田芳雄さん。
の二人芝居
ではなく…
ここに
浅野忠信さんが入る三人芝居。
映画もめちゃくちゃ面白い!
この話の中に描かれている事やら
戦争というものやら
核兵器というものやら…。
こういう事は引き継いでいかないといけないんだなぁ。
それはお芝居を創る者達の義務でもあるのか…。
2020年05月25日
思い出の本Part 5
今日ご紹介する本は…。
ほんと…
毎度毎度大藪春彦作品で申し訳ないけど…。
でもこの作品は…
映画は大ヒット!
主題歌も大ヒット!
もちろん小説は素晴らしく面白い!
作品は1966年にアサヒ芸能で連載開始。
その作品とは❗️
↓
「汚れた英雄T〜W」
1982年に草刈正雄さん主演の角川映画!
これは草刈正雄さんしか出来ない!
主人公の北野晶夫のイメージそのまま!
そして…
ローズマリー・バトラーが唄う
「Riding High」
これがまたカッコいい!
しかも!
今でも名を馳せる豪華キャストも加え映画は大ヒット!
ちなみに…
作品自体は1966年から69年までアサヒ芸能で連載されていた。
もうね!
これを読んでると
昭和30年代の浅間高原レースや当時走っていたバイクの型がよく分かる!
大藪さんの事細かな描写が、読んでいるうちにワクワク感をドンドンヒートアップさせる。
ちなみに…
サブタイトルは
T〜野望篇〜
II〜雌伏篇〜
V〜黄金篇〜
W〜完結篇〜
サブタイトルを見るだけでも
何だかワクワクしてくるのは自分だけだろうか…。