自然のエネルギーを浴びに、パワースポットの高尾山から尾根を伝って陣馬山、そして相模湖に下るトレイルランだ。
しかも今回は2日間。
天気にも恵まれて最高のトレーニング日和だ!
高尾山口駅に着くと・・・
さすがに正月だ。
人がうじゃうじゃいる。
今話題の山ガールも沢山いた!
山ガールの服装はみんなお洒落で可愛らしい。
写真を一緒に撮って貰えばよかった・・・。
後悔・・・。
まあ、それは次の楽しみに取っておいて・・・。
さて、この日はかなり防寒して行ったが日射しが暑い。
とりあえずダウンジャケットは脱ぐ。
高尾山を登るにはいくつかのルートがある。
一般的にはみんなケーブルカーを使ったり・・・・
麓からだと表参道ルートを登るんだが・・・この表参道が曲者だ。
最初からけっこう急な坂でいいトレーニングになる。
高尾山は途中いくつもお茶屋さんがあり、そこが展望台にもなっているのだ!
高尾山の中腹にある薬王院でお詣りをして…
高尾山山頂へ向かう。
薬王院には小さい子供から御高齢の方まで沢山の人がお詣りに来ていた。
みんな笑顔が素敵だ。
そして…
高尾山登頂!
富士山がめちゃめちゃ綺麗だ!
さあ!これからが本番だ!
高尾山から陣馬山までは尾根を渡って登ったり下ったりとまさに天国と地獄が入り交じるルートだ。
フラットはなるべく走り、登り下りは歩く。
去年は下りも走ったので、脚に負担がかかり残り1kmで脚が動かなくなった。
そんな悔しさもあり望んだ今年。
今年は調子がいい!
去年はランキングシューズで登ったが、今回初めてトレッキングシューズを履いた。
これが素晴らしいくらいグリップが効く。しかもランキングシューズに比べてソールが固いのでそれがバネになり登りは特に歩きやすいのだ。
時たま霜が溶けて泥と化した道を気にせず踏みつけ、木々から漏れる日射しを浴びながら前へ前へと進む。
そして…
陣馬山に到着!
さほど疲労感はない。
ここは東京と神奈川の県境でもあり、南は湘南から東は都心、西には南アルプスまで見渡せる。
陣馬山で昼飯を食い甘酒を飲み
相模湖に下る。
売店の親父にコースを確認。
新たな秘密?のルートを教えてくれた。
途中、人気がない獣道に入る。
なるほど…。
道はあるが人が通った様子は微塵も感じられない。
落ち葉の絨毯が新品だ。
看板には熊、猪注意…。
「えっ?」
この時期は冬眠してるだろうが、こればっかりは分からない。
突然出てきても不思議ではない。
来る途中、鈴を鳴らしたりラジオを鳴らしながら歩いている人とすれ違う事も多いのだ。
尾根を歩いていると前後に人が全く見当たらない時が多々ある。
山の中で孤独になる瞬間だ。
もし何か事故が起きても誰も助けてくれる者はいない。
ましてや熊に出会った瞬間に人生が終る。
緊張が走る…。
俺は歌を歌ったり台詞を言ったりしながら尾根を前に進む。
時折、山肌からガサッと聞こえる…。
その度にドキッとさせられ様子を伺うのだ。
これは結構洒落にならない…。
ただ・・・大抵がリスや鳥だ。
しかし確実に獣の糞や足跡は残っている。
その正体は全く分からない…。
武器として木刀替わりに木の棒を持ちながら前に進む。
もちろん気休めにしかならない・・・。
そして…
徐々に山の麓から何かしらの音が聞こえてくる。
「!」
これは・・・
車の音だ!
そう!もうすぐ下山だ。
無事に相模湖に到着。
一日目が終了!
相模湖駅から高尾駅に移動し近くにある「フロッピー」という健康ランドで身体を癒し、フロッピーで一泊。
このフロッピー、正月料金ながら一泊3000円くらいで泊まれる。もちろん天然温泉に入り放題。
なんとも良心的な施設だ。
この日もかなりの人がいる。
さあ、明日は高尾から津久井湖に下る予定だ。
余談だが…。
フロッピーの仮眠室は男女共同。
だからカップルや家族連れで寝ている事が多い。
まあ、それはいいのだが・・・。
何故か夜中に女性のあえぎ声が聞こえてきた・・・。
夢を見ていたのか・・・
行為に及んでいたのか・・・
事におよんでいたのか・・・
それは分からない・・・。
気が付いたら朝だった・・・。
さて二日目。
ギリギリまで寝ていたので朝風呂に入り損ねてしまったのが悔しい・・・。
前日の疲れはさほど残っていないが、今日は軽めで行こうと決める。
目標は高尾から城山湖、三沢峠を抜けて津久井湖を目指す。
大した登り下りもなく、どちらかというとハイキングコースだな。
まあ、疲れた身体には丁度いい。
城山湖
津久井湖
出来ればさらに足を伸ばして道志川に行きたかったが、13時を回っていたのでここは控えめにしてゴールを橋本駅にする。
津久井湖から城山ダムへ。
城山ダムから橋本駅までは7km。
ラストは橋本駅までランニング!
そして・・・
無事に到着!
登山はかなり嵌りそうだ。
さあ、次はどこに行こうか・・・。
東海自然歩道の公式ページによると東京から大阪まで続いているらしい・・・。
走破したいね・・・。
いずれ・・・。
長い文章を最後までお付き合い頂いてありがとうございました。
加藤大騎
今年も、遠くから応援してますね。
更なる飛躍目指し頑張ります!